2023年のNHK大河ドラマが発表になりましたね。
み~んな知ってる超有名人・徳川家康の生涯を描く物語。
タイトルは『どうする家康』です!
脚本は、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズの人気脚本家の古沢良太さん。
そして主人公の徳川家康を演じるのは、昨年の大晦日で活動を休止した「嵐」のメンバー松本潤さんです!!!
嵐のメンバーでは大河ドラマ出演は初となります。
この記事では、2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』の見どころと、歴代ジャニーズ主演大河を紹介しています。
2023年大河ドラマ『どうする家康』見どころ
新たな視点で描かれる大河?
「古沢さんの考える家康像はとても斬新です。今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたらと思っています」
NHKの公式サイトで主演の松本潤さんがこのように話されています。
徳川家康といえば誰もが知っている超有名人。
戦国時代に終止符を打ち、のちに260年続く江戸幕府を開いた三英傑のひとりです。
と、ここまでが今まで描かれてきた多くの大河ドラマに登場する徳川家康。
今回、「おや?なんだか違うぞ・・・」と感じたのは、まずはタイトルの『どうする家康』。
すいぶん砕けた今までにないタイトルではありませんか^^
そして脚本の古沢良太さんが、今回描きたい徳川家康像は、「ナイーブで頼りないプリンス」。
カリスマでもなく天才でもない、大名の家に生まれついた宿命ゆえに時代の荒波に翻弄されながらも必死に乱世を生き抜いていく家康の、
「ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント」
だそうです!
松本潤さん演じる「頼りないプリンス」
今回、古沢良太さんが描きたかった徳川家康は「ナイーブで頼りないプリンス」。
松本潤さんはまさにそのイメージにぴったりだったといいます。
とはいえ、ナイーブで頼りないプリンスが、信長も秀吉も成し得なかった乱世に終止符を打つという偉業を成し遂げられるはずはなく・・・
信長に憧れるも、家康は自らの無力さを実感するばかり。そんな家康にも類まれなる才能がありました。それは周囲の人たちの力を生かす才能です。
また、演じる松本潤さんについて、
松本さんには周囲を動かす情熱があり、彼のためなら何とかしたいと、みんなを引きつける魅力があります。古沢良太さんの魂がこもった脚本と共振して、これまでのイメージを突き破る、
明るくチャーミングな新しい家康像をつくりあげて頂けるに違いありません。
「明るくチャーミングな新しい家康像」×「松本潤」?!
どんな家康なのか・・・楽しみに待つことにしましょう^^
やはり今までの徳川家康とはガラリとイメージの違う描かれ方をするのでは・・・ということで、参考までに過去作の徳川家康を演じたキャストを紹介しますね。
大河ドラマ歴代徳川家康キャスト
・尾上 菊蔵 第3作『太閤記』(1965年)
・松山 政路 第7作『天と地と』(1969年)
・寺尾 聰 第11作『国盗り物語(1973年)』
・児玉 清 第16作『黄金の日日』(1978年)
・フランキー堺 第19作『おんな太閤記』(1981年)
・滝田 栄 第21作『徳川家康』(1983年)
・津川 雅彦 第25作『独眼竜政宗』(1987年)
・中村 橋之助 第26作『武田信玄』(1988年)
・郷 ひろみ 第30作『信長 KING OF ZIPANGU』(1992年)
・西村 雅彦 第35作『秀吉』(1996年)
・津川 雅彦 第39作『葵 徳川三代』(2000年)
・高嶋 政宏 第41作『利家とまつ ~加賀百万石物語~』(2002年)
・西田 敏行 第45作『功名が辻』(2006年)
・坂本 恵介 第46作『風林火山』(2007年)
・松方 弘樹 第48作『天地人』(2009年)
・北大路 欣也 第50作『江~姫たちの戦国~』(2011年)
・寺尾 聰 第53作『軍師官兵衛』(2014年)
・内野 聖陽 第55作『真田丸』(2016年)
・阿部 サダヲ 第56作『おんな城主 直虎』(2017年)
・風間 俊介 第59作『麒麟(きりん)がくる』(2020年)
寺尾 聰さんと津川雅彦さんは、徳川家康を2回演じていますね。
やはりどんと構えた貫禄のある徳川家康が多いように感じます。
個人的には、第56作『おんな城主 直虎』(2017年)に登場した阿部サダヲさん演じる家康は、「なんとなく頼りない」印象です。
時代を反映?私たちが求めるリーダー像
今回の大河ドラマ『どうする家康』の「ねらい」を制作側は、
家康が生きたのは戦乱の世、まさに予期せぬことが次々に起きる時代。
彼はリーダーとして、たくさんの「どうする?」を突き付けられました。
戦場で「どうする?」、家族から「どうする?」、民衆から「どうする?」
判断ミスで苦杯をなめ、ピンチも招きましたが、決して逃げず、答えを出し続け、乱世を終わらせました。
先行きの見えないのは現代も同じ。家康を現代に通ずるリーダー像として描いていきます。
2020年、平和な現代にやってきた不測の事態。
私たちは、改めてリーダーの存在が大切であることを思い知らされました。
国のリーダーは、政治家、医療関係者、国民・・・様々な人の声を聞き、「確証のない」判断を求められます。
これは非常に難しいことです。
少し元気をなくしている現在の世の中に、幾度のピンチを乗り越え乱世を終わらせた家康の生涯を通して、喝をいれてもらいたい・・・
来週が待ち遠しい、ご家族で楽しめる、そして見えない時代を生きる手がかりになる作品としてお送りします
期待して待ちましょう!
歴代ジャニーズ大河ドラマ主演俳優
過去に大河ドラマで主演しているジャニーズ事務所所属俳優は5人います。
琉球の風(1993年1月~6月)
主演:東山紀之(当時27歳)
原作:陳舜臣
脚本:山田信夫
1993年7月~12月放送の『炎立つ』とあわせ、大河ドラマでは初めて半年クールでした。
徳川慶喜(1998年)
主演:本木雅弘(当時33歳)
原作:司馬遼太郎
脚本:田向正健
本木雅弘さんは、1991年の『太平記』以来で、2度目の大河ドラマ出演で主役抜擢されました。
新選組(2004年)
主演:香取慎吾(当時27歳)
脚本:三谷幸喜
内容は賛否両論あったようですが、これまで大河ドラマを見てこなかった若者を取り込むことに成功した作品でした。
義経(2005年)
主演:滝沢秀明(当時22歳)
原作:宮尾登美子
脚本:金子成人)
滝沢秀明さんは番組スタート時22歳。
大河ドラマでは単独主演の最年少記録を更新しました。
軍師官兵衛(2014年)
主演:岡田准一(当時34歳)
脚本:前川洋一
官兵衛(黒田如水)の貫禄・迫力、「俳優・岡田准一」さんを確固たるものとした作品ではないでしょうか。
まとめ
2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』の見どころを紹介してきました。
コロナ禍にある現在2021年1月・・・まだまだ落ち着く様子がありません。
今回紹介してきた『どうする家康』・・・
その前に、2021年大河『青天を衝け』(吉沢亮さん主演)(2月にスタートがずれ込んでいます)、
さらに、2022年『鎌倉殿の13人』(小栗旬さん主演)と、楽しみはつきません。
2023年このドラマが放送される頃には、すっかりコロナも落ち着いて、令和NEW家康をゆったりと見ることができるように願うばかりです。