2019年 いだてん

【いだてん】五りんって何者?神木隆之介さん演じる謎キャラの正体とは?

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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』。

物語は、ビートたけしさん演じる五代目古今亭志ん生が語る、架空の落語『オリムピック噺』にのせて進行します。
語りだけではなく、随所に志ん生自身の人生も挿入されていますよね。

明治期の志ん生(美濃部孝蔵)を演じる森山未来さんもこれまたいい!
絵にかいたような江戸っ子ぶりといい、ナレーションの語り口が最高に面白いです!

 

さてさて、今回はというと・・・

昭和の天才落語家・古今亭志ん生に、突然弟子入りする神木隆之介さん演じる五りん
この五りん、何者なのか不思議ではありませんか?

 

落語にそれほど興味がないのに弟子入り?
しかも彼女連れでフワッと・・・

弟子のくせに失礼な態度、
彼女と師匠の家で待ち合わせ・・・

 

この記事では、志ん生の弟子・五りんとはいったい何者なのかを物語の進行とともにまとめていきたいと思います。

脚本家・宮藤官九郎さんの粋な仕掛けに、「いだてん」を更に楽しく見ちゃいましょう♪

 

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神木隆之介さん演じる五りんとは?

引用:https://natalie.mu

古今亭志ん生の弟子・五りんは、この大河ドラマ「いだてん」に登場する数少ないオリジナルキャラクターです。

とはいえ架空の人物であっても、物語を盛り上げる非常に重要な役どころです。
明治期の車夫・清さん(峯田和伸)もオリジナルキャラクターですね。

 

五りんは父親の顔を知らずに育ちます。

母が亡くなった後、遺品を整理していた時に見つけた1枚のはがき。
このはがきに「古今亭志ん生」の名が書かれていたことから、弟子入りを願い出ます。

ポイント①

五りんは父親の顔を知らずに育ちます。
この父親はいったい誰なのか・・・これが一つ大きなポイントとなりそうです。

 

最初は断られるものの、いつの間にか志ん生の家に住み着きます。
弟子とは思えない失礼な態度や口の利き方をするものの、いつしか一家に受け入れられ「五りん」という前座名までもらいます。

ふわっと相手の懐にうまく入り込む、失礼だけれどどこか憎めないキャラクターです。

 

ポイント②

まったく落語に興味のない五りん。
そんな五りんが志ん生の元でどのように変わっていくのでしょうか?

 

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五りんが何者か神木隆之介さんも知らない!

五りんを演じる神木隆之介さんは公式のインタビューでこう話しています。

五りんはオリジナルキャラクターで、誰の子どもなのか、将来どうなるのか、僕もまだ知りません。

なんと!演じる本人も知らない!?

 

「伏線か?宮藤さんが書くのだから、別の意図がある?」
などと僕自身も想像して楽しんでいます。

 

謎に包まれた「五りん」。
いったいどんな人物なのか、ますます気になります!

 

謎めいたキャラで、衣装に小さな工夫も。
ヒントは靴下。

靴下にヒントが!?

確かに「播磨屋」となにやら関係がありそうだし。
細かいところまで見逃せませんね!

 

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伏線か?はたまた別の意図か?
ドラマに登場する「五りんの謎」

ここでは、「いだてん」に登場する五りんの「伏線か?それとも別の意図か?」という謎めいた言動を追っていきたいと思います。

 

さほど興味はないが弟子入りを志願(第1話)

五りんが初めて登場したのは第1話。

古今亭志ん生の自宅に、彼女の知恵(川栄李奈)を連れてたずねます。

二人に「志ん生ではない」と告げると、
「志ん生がこんなしみったれた家に住んでるわけないって~!」
と失礼な発言をする彼女。

数日前、五りんは志ん生の落語を聴きに客として寄席にいました。
志ん生が「日本人が初めてオリンピックに出たのは・・・」
と言いかけた矢先に
「マラソン!!!」
と、間が悪く叫んだのが五りんでした。

 

このことを覚えていた志ん生でしたが、今は弟子は取っていないと断ります。

しかし五りん、簡単には引き下がりません。
「富久(とみひさ)っていう落語ありますか?」

「富久(とみきゅう)なら知ってるよ」

「じゃ、それ聞かせてください。面白かったら弟子にしてください」
とこれまた失礼な発言。

「帰りな」
と追い払おうとする志ん生に、五りんと知恵は土下座をして1枚のはがきを取り出します。

 

母の遺品だという1枚のはがき。
そこには、「志ん生の『富久』は絶品」と書かれていました。

それは顔も見たことがない五りんの父親が、満州で志ん生の落語を聞いて母に送ったはがきでした。

五りんは父親の顔を見ずに育ちました。
空襲で写真も焼け、この葉書だけが残された父の遺品でした。

 

このことから、まず五りんは落語にはたいして興味がないことがわかります。
古今亭志ん生の顔もイマイチ分かっていない五りん。

父が残したはがきだけを頼りに、志ん生を訪ねたんですね。

ただ、志ん生の寄席を見に来ていた五りんは、落語には興味はなくても「マラソン!!!」には異常な反応を示しました。
ここにもなにやらヒントが隠されていそうですね。

 

志ん生?意味がわからない・・・(第2話)


第2話の冒頭、古今亭志ん生の寄席からスタートします。

街頭ではこの寄席がテレビ中継されています。

そこに、たまたま通りかかった五りんと知恵。
志ん生の姿が見えると近づき、「しんしょう?しんしょう・・・」と名前の発音の仕方を確認します。

え?今?
志ん生と言えば当時、誰もが知る天才落語家。
志ん生という名前の読み方を悩むなんてのは、よっぽど知らない若者だということです。

 

父の言いつけで冷水浴!?(第3話)

いつの間にか弟子になっていた五りん。

師匠の朝飯の誘いに、
「ああ、メザシか。結構で~す」
と失礼な発言。
これには、志ん生の家族や弟子の今松も腹を立てます。

 

その後、娘の美津子の「きゃ~!」という叫び声に外を見ると、なんと五りんが冷水を浴びています。

驚く家族に五りんは、
「親父の言いつけで、毎朝やらなきゃいけないんです」

 

冷水浴と言えば、金栗四三が毎朝週間にしていたものですよね。
「親父の言いつけで」ということですが、顔も見たことがいない息子への遺言(!?)、これだけは欠かさずやれという「冷水浴」に対する思い入れのある父上のようですね。

 

母親のかつての勤務先が播磨屋!?(第4話)

昭和35年、志ん生が自宅のテレビでローマオリンピックの特別番組をみています。

すると突然、縁側から五りんの彼女・知恵が現れます。

「すごいよね、アベベ!裸足で走ったんでしょ!?
わたし阿部知恵、だから結婚したらアベベ知恵(笑)」

そんな一方的な会話が交わされます。

 

五りんと待ち合わせをしていると言う知恵。

五りんは母親のかつての勤め先にいっているのだとか・・・。

「そりゃどこだい?」
「大塚中町の播磨屋」

 

なんと!
五りんの母親が、足袋の播磨屋に勤めていたというではありませんか!

 

四三に抱っこしてもらって「ゆくゆくは韋駄天ね」(第5話)

酔っぱらって高座に上がる志ん生。

酔っぱらっているせいか、落語「芝浜」と「オリムピック噺」が混同し、娘の美津子(小泉今日子)や弟子の今松(荒川良々)は混乱しています。

~落語「芝浜」~
浜辺で財布を拾ったが、
酒を飲んだせいで
夢になってしまう魚屋の噺(はなし)

場面は明治時代の羽田。
ストックホルムオリンピックの予選会、最終種目のマラソンが行われています。

若かりし日の志ん生・美濃部孝蔵(森山未来)と昭和の志ん生の「オリムピック噺」とともに、マラソンレースの模様が繰り広げられます。
このあたりがなんとも軽快で楽しい!

そして1着でゴールインした金栗四三(中村勘九郎)は、なんと世界記録!
東京高師の舎監・永山(杉本哲太)に、水を勧められますが、
「いや、けっこうです・・・」

「どうしてだい?」
「世界記録が、また夢になるといけねえ」

最後は「芝浜」の下げ(落ちのこと)で締めるというなんとも粋な脚本でございました。

 

当然ではありますが、五りんと知恵は意味が分かっておりません^^;

この回、五りんの靴下は「赤」。
はて・・・何か意味があるようには感じませんが・・・

 

場面は変わって明治、世界記録で優勝したのはいいものの、マラソンでぼろぼろになってしまった足袋をどうにか改良してほしいと「播磨屋」を訪れた四三。

播磨屋の店主・黒坂辛作(ピエール瀧)は、歓迎して迎えます。
妻と息子の勝蔵がでてきて、辛作は勝蔵に「抱っこしてもらえ」と言います。

この様子を見ていた妻(?)は、「勝っちゃんもゆくゆくは韋駄天ね」
と、ここに何やらヒントが隠されていそうな予感・・・。

 

 

五りんの正体は?
と考えると、五りんにばかり目がいってしまいがちですが、この「播磨屋」一家は今後も注目してみていきたいと思います。

とくに未来の韋駄天は、なにやらただの子どもで終わらなそうな予感がしますよ。

 

(あくまでも予想ですので、あしからず・・・)

 

父は箱根駅伝に出場した!

五りんと金栗四三・・・
なにやら深~い関係がありそうだと感じていましたが、ここにきて具体的な発言が五りんから飛び出しました。

「父も箱根駅伝の選手だったんで・・・」

 

金栗四三の発案によって始まった箱根駅伝。
現代ではお正月の風物詩ですよね。

この箱根駅伝にも出場し、冷水浴を習慣にしていた五りんの父。
大きな接点が見えてきましたね!

 

 

「関東大震災で被災した祖母」がまさかの!(第23回)

1923年9月1日、関東大震災は起こりました。

この時金栗四三は32歳。
東京府女子師範学校(当時)で女子体育の普及に尽力していました。

 

第23話「大地」では、ビートたけしさん演じる古今亭志ん生が、当時の様子を落語「東京おりん噺」として語ります。

舞台袖で師匠の噺を聴いている五りん、
いつになく真剣な眼差して噺に聞き入っています。

関東大震災によって、たった2日で消えた浅草。
シンボル「凌雲閣(通称:浅草十二階)」も、8階部分より上は崩れ、残りもすっかり焼けてしまいました。

ちょうどそこにいたのが、金栗四三と共に東京府女子師範学校で教鞭をとっていた増野シマ(杉咲花)でした。

息子の陸を播磨屋に預け、生徒たちと浅草オペラを見に行くために凌雲閣で待ち合せていたのです。

 

2日経っても戻ってこないシマを探す夫・増野と四三。
諦めかける増野を、四三は励まします。
そこに、車を引いた清さんがやってきます。

清さんは、増野が持っていたシマの写真を見て、一緒に探そうと言います。

 

昭和の古今亭志ん生亭・・・

志ん生の娘・美津子(小泉今日子)が、五りんに尋ねます。

五りんの家は、関東大震災で被災しなかった?・・・

 

すると五りんは、祖母が被災したらしいと話します。
そして母の形見だという1枚の写真を見せます。
その写真というのが、増野が清さんに見せていたシマとの結婚式の写真!

 

なんと!!!

シマちゃん先生が五りんのおばあちゃんだそうです!!!

ということは???

震災のときに、増野に抱かれていた増野とシマの子供「りく」は、五りんのお母さんということになりますね。
陸上を愛するシマが名付けたという娘「りく」。

播磨屋で働いていたという五りんの母。

むむ!
ということは、播磨屋に五りんの父となる人物が?
いますね、韋駄天候補が!(まだ、筆者の想像であります)

 

※お詫び
前回、「りく」を息子と表記してしまいました。
正しくは、りくは「女の子」であります。
大変失礼いたしました。

 

播磨屋で働くシマの娘・リク(第35話)

嘉納治五郎の要請を受け、金栗四三は弟子の小松勝を連れて5年ぶりに東京へ戻ります。
早速、播磨屋を訪れる2人。

するとそこには、シマの娘の「りく」が働いていました。
シマと瓜二つのリクに四三もビックリ。

以前、五りんが、母が播磨屋で働いていたといっていましたね。
まさしく、リクは五りんの母親です。

 

そして、オリンピックを実況するラジオの前で喜び合う小松勝とリク!
仲睦まじい様子に四三もつっこみます。

こ、これは!

 

リクにデレデレ!小松勝(第37話)

四三の妻・スヤが熊本から訪れます。
そこでスヤは、小松勝の言動を指摘します。
勝がシマにデレデレだというのです。

そんなことは気づきもせず、鈍感な四三は改めて二人の様子を影から伺います。
なんとまあ、それはいい雰囲気ではありませんか!

むむむ!これは!

父親を知らずに育った五りんですが、父のことをこのように語っています。

・もともと金栗四三の習慣である毎朝冷水浴、五りんは父の言いつけによって一日を欠かしていない。
・父は箱根駅伝にも出場したマラソンランナーだった。
・父親は満州に渡った。
・父の遺品は唯一、妻リクに宛てた1枚の葉書だけだった。

これらの発言から、四三の弟子である小松勝が五りんの父親では・・・という説が濃厚となってきましたね。
(この時点では、まだ仮説です)

 

1940年東京オリンピック出場にむけ、必死に練習する小松勝。
しかし、この年オリンピックは行われません。

そのかわりに小松を待っているのは・・・
ああ、今後の展開を想像すると苦しいTT。

 

五りん誕生!(第38話)

昭和36年、読売巨人軍の祝勝会で脳出血で倒れた古今亭志ん生。
志ん生に付き添いながら、五りんは亡き父が残した唯一の葉書を感慨深くみつめています。

父が目指していたという1940年東京オリンピック。
思いも虚しく戦争のため返上されることになります。

オリンピックが行われる予定だった昭和15年の秋、ついに五りんが誕生します!

 

金栗四三の愛弟子・小松勝は、播磨屋で働く増野リクと結婚。
息子を一人もうけます。

「小松金治」・・・五りんです!

「金メダル」の「金」に「嘉納治五郎」の「治」なのでは、という五りんに対し、志ん生は「金栗四三」の金ではないか?と言います。

 

情勢は悪化し、箱根駅伝は2年連続中止となります。
昭和18年、『靖国神社箱根神社間往復関東学徒鍛錬継走大会』として復活し、小松勝は出場します。

 

ところが、ついに学生にも召集がかかります。
『学徒出陣』

わが子・金治(五りん)を思い、勝は言い残します。
「この子は体が弱かけん、3つになったら冷水浴ばさせてください!」

亡き父の言いつけだと、五りんは今でも冷水浴を続けていますね。

 

父が満州から母に宛てた葉書。

「志ん生の『富久』は絶品」

父・勝と、師匠である志ん生がどのように出会ったのか、次回明らかになりそうですよ!

 

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