2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』、2017年『おんな城主直虎』以来の戦国時代で楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、『麒麟がくる』の見どころをまとめています。
『麒麟がくる』放送情報
お待たせしました!
メインビジュアル完成です!!#麒麟がくる#長谷川博己#明智光秀 pic.twitter.com/aQQUIgmL7n— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」初回1月19日(日)放送@NHK (@nhk_kirin) December 13, 2019
2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』
1月19日(日)放送スタート!
初回拡大放送(75分)
■放送日
日曜日 【総合】午後8時
【BSプレミアム】午後6時(※初回放送は午後5時30分~)
【BS4K】午前9時
再放送 土曜日【総合】午後1時5分
日曜日【BS4K】午前8時
■作:池端俊作 ほか
■音楽:John R.Graham(ジョン・グラム)
■語り:市川海老蔵
■題字:中塚翠涛
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『麒麟がくる』の見どころと注目ポイント
ドラマの制作統括である落合将氏が、『麒麟がくる』制作への思いを語っています。
それをもとに、ドラマの見どころとポイントをまとめていきます。
1:戦国時代ドラマではなく「青春群像劇」
乱世を生き抜く若者たちの青春群像劇を描きたい
ドラマは主人公・明智光秀が二十歳の頃から始まります。
これまでの数ある戦国ドラマの中でも、なかなか描かれることのなかった部分です。
織田信長や藤吉郎(のちの秀吉)も、まだ世の中に知られていない時代です。
明智光秀の出生は、今だ多くの謎に包まれています。
生まれ年についてだけでも3つの説があります。
- 永正13年(1516年)生まれ
- 享禄元年(1528年)生まれ
- 天文9年(1540年)生まれ
織田信長は1534年生まれ(1582年没)ですから、仮に1の生まれ年(1516年)であれば光秀は信長よりも18歳年上。
『麒麟がくる』ではドラマ開始時、光秀は二十歳頃ですから信長は2歳ということになってしまいますね。
また、3(1540年)であれば、逆に信長よりも6歳年下。
仮説だけでもこれだけ差あるわけですから、光秀の出生がいかに謎めいているかお分かりでしょう。
便宜上、多くの辞書においては2の「享禄元年(1528年)生まれ説」が採用されています。
この説であれば光秀は信長よりも6歳年上、また、本能寺の変で55歳です。
ちなみに、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)は信長よりも3歳年下です。
大河ドラマ『麒麟がくる』のキャスティングは、主人公光秀役の長谷川博己さんに対し、信長は染谷将太さん、秀吉は佐々木蔵之介さん。
この3人から年齢序列としてはやや難しい配役であるなあ・・・という印象を受けますが、そこはひとまず置いておくとして、光秀を中心にこの若き日の信長や秀吉がどのように描かれるのかは楽しみですね。
時代を駆け抜ける武将たちが若き頃から登場するのには、光秀を中心とするそれぞれの人物たちの青春群像劇を描きたいという制作側の意図があってのことなのです。
2:先入観を持たずに見るべし
「本能寺の変」で主君・織田信長を殺した謀反人――
かつてはこのようなイメージ一辺倒だった明智光秀。
しかし、時代と共にその評価は変わってきています。
現にこうして大河ドラマの主人公となる日がきましたからね^^。
落合氏によると、このドラマは戦国時代を描くことが第一の目的ではないと言います。
我々が生きる新しい令和の時代、今までの価値観が崩壊し新しい価値観が芽吹き始めた戦国の世と通じるものがあるのではというのです。
武士としては決して地位の高くない明智光秀。
このひとりの青年を中心に、ドラマに登場する人物のそれぞれの生き様を、今を生きる我々がいかに重ね合わせてみることができるのかがポイントとなりそうです。
あくまでもその根幹は、人間ドラマ。
また、戦国時代をよく知らない方や、明智光秀って誰?という方にも楽しむことができるドラマになっているようですよ。
3:大河ドラマ初の4Kフル撮影
【キャストビジュアル公開】
熙子(ひろこ)
木村文乃#麒麟がくる pic.twitter.com/HWmEfKjjBL— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」初回1月19日(日)放送@NHK (@nhk_kirin) December 18, 2019
ついに大河ドラマが4Kフルで放送されます!
重厚なセットや衣裳、特に際立つ女性たちの華やかな衣装は楽しみですね。
セットの細かなディテールや、特殊メイク専門家も参加しているヘアメイクにも注目です!
衣装は、衣装デザイナーでおなじみの黒澤和子さんがそれぞれの人物のイメージカラーをもとに大胆にデザインされています。
4K画面から伝わる大迫力と映像美は、このドラマの大きな見どころの一つです。
まとめ
今まで多くの戦国ドラマが放送されてきましたが、青春群像劇としての戦国の世がこの『麒麟がくる』でどのように描かれるのか本当に楽しみ♪
戦国の世への移り変わり、そして昭和、平成から令和へ・・・
新時代に生を受けている私たちが、かつての時代背景に重ね合わせて感じるものとはいかなるものだろう?
心してテレビの前に座ろうではありませんか。
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