2017年NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』。
初回放送されるやいなや、3人のかわいい子役たちの演技に絶賛する声が多く寄せられたようですね。
今回の『おんな城主 直虎』第4回まで子供時代の物語だということです。
ほぼ1ヶ月は主演の柴咲コウさんの登場はないんですね^^;
ですがこの「おんな城主直虎」、登場人物の幼少期を語らずして先に進むことはできません!
そして、さっそく第1話では、小さな小さなおとわ(直虎)たちに、あまりにも残酷な出来事がありましたねTT
その時、おとわの許婚(いいなずけ)だった亀之丞が遠く逃げた長野県飯田市。
筆者は亀之丞が逃げ延び、10年過ごしたとされる「松源寺」まで行って参りました!
この記事の内容
ドラマ初回のあらすじ
第1回 『井伊谷(いいのや)の少女』
天文13年(1544)遠江の国・井伊谷。
のちに井伊直虎(柴咲コウ)という勇ましい男名で戦国の世を生き抜くことになる少女・おとわ(新井美羽)は、井伊家当主の父・直盛(杉本哲太)と母・千賀(財前直見)のもと幸せな日々を過ごしていました。
おてんばなおとわの遊び相手は幼なじみの亀之丞(藤本哉汰)と鶴丸(小林颯)。
ある日、おとわに亀之丞との縁談話が舞い込みます。当主の座を継ぐつもりだったおとわは最初戸惑うが、やがて亀之丞の妻として井伊家を支えていこうと心に決めます。
そんな折、亀之丞の父である井伊直満(宇梶剛士)が、主家である今川義元(春風亭昇太)に謀反の疑いをかけられ、駿府に呼び出され討たれてしまいます。
さらに今川は、亀之丞の首を差し出せとの命を下します。
悩んだ末、井伊は亀之丞を逃がすことにしました。
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『亀之丞』を演じているの子役はだぁれ?
「かめ」がめちゃくちゃかわいい!とツイッターに多く寄せられるのも大いにうなずけます。
気になる亀之丞を演じる子役はこちら。
亀之丞(かめのじょう)役 藤本哉汰くん
亀之丞かわいいシリーズ pic.twitter.com/yVpntElJ2t
— ゆうき (@chocolateguma) 2017年1月8日
ふじもと かなた
◇2003年7月14日生まれ。
◇血液型 A型
◇事務所 ジョビィキッズプロダクション
◇主な出演作に、ドラマ「名前をなくした女神」「家族のうた」「明日、ママがいない」など。
NHKでは「いつか陽のあたる場所で スペシャル」など。
大河ドラマは「平清盛」に出演。
『亀之丞』が逃げた高森町・松源寺はどんなとこ?
それでは、幼い亀之丞が井伊から逃げたのは、どのようなところだったのでしょうか。
◆高森町について
高森町(たかもりまち)は、長野県の南部、下伊那郡の北部にある町です。
中央アルプスが臨め、天竜川の河岸段丘にあります。
農業が中心で、特に山付けの標高の高い場所ではりんご・梨などの果樹が、天竜川に近い場所では市田柿が特産品として近年は有名になりました。
概要
町のキャッチコピーは、「柿とカヌーと祭りの町」。
柿とは、特産品の「市田柿」という干し柿の事を指し、カヌーとは、町の端、豊丘村、喬木村との間を流れる天竜川にカヌーが出来る港を作って毎年大会などを開いていることを指す。祭りは、町の西にある瑠璃寺より、地方に広まったと言われる獅子舞が披露される祭りや、町の中の地区などが主宰する納涼祭などの祭りが盛んに開かれていることを言っている。
また、別のキャッチコピーとして、しばしば「富本銭の町」などと言われていたのは、町内でかつて、現在日本最古の貨幣とされている富本銭が発掘されていたことから取られている。(引用:Wikipedia)
◆『松源寺』を訪ねてみた!
中央自動車道松川ICを出ると目に飛び込んでくる、りんご・なし・柿・ぶどうといった、たくさんの果樹園。
左手に壮大な中央アルプスを眺めながら車を走らせること約15分。
そこに亀之丞が逃げ延び、10年過ごしたとされる「松源寺」があります。
とても静かな場所ですが、大河ドラマの登場人物が逃げてきた地とあって、町をあげて話題となっているようですね。
のぼりがたくさん立っていました。
《案内板》
駐車場脇の案内掲示板。
様々な歴史的資料もここ高森にあるんですね。
青葉の笛!
ドラマの中でも笛をふいてますね!
《表門》
駐車場のある北側からは見えないのですが、南アルプスを望むように門があります。
《『松源寺』の境内》
静寂の中に佇む荘厳な境内。
庭もきれいに管理されています。
《寺から望む中央アルプスの山々》
亀之丞もこの山々を眺めながら、故郷を想い笛を吹いたんでしょうね。
高森町の名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 不動滝
- 山の寺(隣政寺)
哲学の道と呼ばれる道をあがった末にある。山の奥である。 - 瑠璃寺
勇壮な獅子舞が有名。獅子舞はこの寺からこの地方に広がったとされる。春には桜も美しい。 - 不動滝
瑠璃寺をさらに奥に入った場所にある。干水ノ沢の滝。 - 高森町立高森南小学校の校庭の桜
樹齢60年を超える大木のソメイヨシノが校庭を囲むように植えられている。日本一の桜の学校に選ばれたこともある。 - 市田灯篭流し花火大会
毎年8月18日。天竜川の水面を流れる灯篭と、美しい花火が見られる。地域では飯田市の「飯田時又灯篭流し」と並ぶ大規模な灯篭流し・花火大会。 - 湯ヶ洞 御大の館
ラドン湯温泉施設。湯ヶ洞は宿泊施設で、故島岡吉郎にちなんでつけられた御大の館は日帰り温泉施設である。また、明治大学野球部は毎年夏に高森町を含む飯田下伊那地域で合宿を行っている。
発見! PPAPならぬPPK!ピンピンコロリ地蔵!
思わず笑ってしまいますが、名所・瑠璃寺には、ピンピンコロリ地蔵というお地蔵様が存在します。
ピンピンコロリとは、「病気に苦しむことなく元気に長生きし、病まずにコロリと死のう」という意味の標語で略してPPKと言うそうです!
長野県は言わずと知れた長寿県。
高森町に住む北沢豊治さんが、健康長寿体操を考案し1983年日本体育学会に「ピンピンコロリ (PPK) 運動について」と題し発表したのが始まりだそうです。
長野県は男性の平均寿命が1位をキープしていたこともあいまって、この運動の普及に力を入れているようですよ。
まとめ
2017年NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に登場する亀之丞の幼い日々に思いを馳せながら、長野県下伊那郡高森町を久々にたずねました。
父親を殺され自分の命を狙われながらも逃げのび、10年もの間この地で暮らし井伊谷へ帰還。
大人になった亀之丞あらため井伊直親(三浦春馬)は、のちに徳川四天王の筆頭となった井伊直政の父となるのです。
時代の渦に翻弄されながらも、必死で生き抜いた亀之丞(直親)。
そんな時代の息吹を感じながら、亀之丞の眺めたであろう山々に囲まれた伊那谷を、みなさんもいつか訪れてみてはいかがしょうか?
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