2021年青天を衝け ロケ地・ゆかりの地

大河ドラマ『青天を衝け』ロケ地~雄大な自然に渋沢栄一生誕地を再現

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2021年NHK大河ドラマ第60作『青天を衝け』(せいてんをつけ)。
「日本資本主義の父」と呼ばれ、日本経済の礎を築いた渋沢栄一の生涯が描かれます。

渋沢栄一といえば「経済」というイメージが強いかもしれませんが、教育、福祉、国際交流など広い分野で活躍した人物です。

その功績は、今でも渋沢ゆかりの地として色々なところで見ることができます。

この記事では、『青天を衝け』のロケ地と、渋沢栄一のゆかりの地を紹介しています。

 

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2021年大河ドラマ『青天を衝け』番組概要

2021年大河ドラマ(第60作)
『青天を衝け』

放送予定:2021年2月14日(日)スタート!
作:大森美香
音楽:佐藤直紀
題字:杉本博司
制作統括:菓子浩、福岡利武
プロデューサー:板垣麻衣子
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
出演:吉沢亮、小林薫、高良健吾、草彅剛ほか

 

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ロケ地①:群馬県安中市内

 

群馬県安中市は、ドラマの序盤となる渋沢の故郷・武蔵国榛沢郡血洗島村(現埼玉県深谷市)を見立て野外セットが組まれました。

再現されたのは渋沢の生家(通称・中の家(なかんち))、親戚の尾高家など。

主人公・渋沢栄一を演じる吉沢亮さん、従兄・渋沢喜作役の高良健吾さん、従妹で後に妻となる尾高千代役の橋本愛さん、喜作の妻、渋沢よし役の成海璃子さんら、物語前半部分の渋沢と家族のシーンを中心に撮影が行われたようです。

 

なぜ群馬県安中市なのかという理由をNHKは、大規模なオープンセットを組むことが可能で、受け入れ態勢などの条件がそろったこと、そして景観がよいことなどをあげました。

このロケ地について主演の吉沢亮さんは、「すごい雄大なロケーションで楽しくやっています」とコメント。

また、高良健吾さんは「暑い時季に撮影をしていたが空気も良く、自然の力を感じながら臨むことができた」とのこと。

 

のちに渋沢が設立に携わった日本煉瓦製のレンガが旧信越本線碓氷第三橋梁(めがね橋)に使われるなど、安中市もまた渋沢栄一ゆかりの地と言えそうです。

茂木英子市長は「市民には安中の地で大河ドラマの撮影が行われたことを誇りに思ってほしい」とコメントしています。

 

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ロケ地②:谷川岳

ドラマのタイトル『青天を衝け』は、若き日の渋沢栄一が詠んだとされる漢詩がもとになっています。
実際に漢詩を詠んだのは内山峡です。

この漢詩を詠む大変重要なシーンが撮影されたのが「谷川岳」です。

撮影は渋沢栄一役の吉沢亮さんと、従兄の尾高惇忠役を演じる田辺誠一さんです。
この時の撮影エピソードを田辺さんが語っています。

袴はかまにかつら、草履で岩場を歩くのはきつく、役者になって一番つらいロケでした(苦笑い)。でも、渋沢や尾高は商売のために荷物を背負い、何十倍もの距離を何日もかけて歩いたんです。2人の体験を体に刻むいい経験でした。

 

田辺さん演じる栄一や喜作は、栄一や喜作の従弟で、学問や剣術を教えました。
栄一らに大きな影響を与えた人物です。

明治維新後は富岡製糸場の初代場長となり、栄一を支えました。

 

■谷川岳

群馬県利根郡みなかみ町
新潟県南魚沼郡湯沢町

谷川岳(たにがわだけ)は群馬・新潟の県境にある三国山脈の山で、日本百名山の一つにも数えられています。

四季折々に咲く植物たち、星空観賞会、天空のナイトクルージングなど、初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースがあるなど登山客に人気です。

(※登山は危険も伴いますので、ルールを守りしっかりとした予備知識を携えて登りましょう!)

 

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ロケ地③奥会津博物館(福島県南会津郡南会津町)

福島県南会津町にある奥会津博物館は、茅葺き屋根の古民家が大切に保存されています。

また、会津で数百年もの間使われてきた山村生産用具が約24,000点収蔵されており、当時の暮らしをリアルに知ることができます。

ここが『青天を衝け』のロケに使われたようです。

敷地内は一般公開されており、散策しながら奥会津地方の自然・文化・歴史の魅力を体感できるようになっています。
春から秋にかけては藍染、わら細工、ヒロロ細工などの体験メニューも充実しているそうです。

意外にも南会津町でのNHKの大河ドラマ収録は初だそうです。

 

■奥会津博物館

開館時間:9:00~16:00
入場料:・大 人 300円
・高校生 200円
・小・中学生 100円
※20名様以上の団体は50円割り引き。
休館日:12月~2月までの月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始

場所:福島県 南会津郡南会津町糸沢字西沢山3692-20
TEL:0241-66-3077

ロケ地④:鎌形八幡神社(埼玉県比企郡嵐山町)

 

渋沢栄一は、深谷市の血洗島(ちあらいじま)諏訪神社の獅子舞の愛好家としても知られています。

この血洗島諏訪神社という設定でロケ地に使われたのが埼玉県比企郡嵐山町の「鎌形八幡神社」です。

 

ドラマでは獅子舞のシーンをはじめとして、渋沢栄一(吉沢亮)と従兄の喜作(高良健吾)、のちの妻となる従妹の千代(橋本愛)の幼なじみ3人の運命が大きく動き始めるシーンが撮影されました。

獅子舞のシーンでは、今でも獅子舞を継承している血洗島獅子舞保存会のみなさんや、ロケ地である嵐山町の方々も観客役としてエキストラ参加されたようです^^

鎌形八幡神社は、奈良時代末から平安時代始め頃に、坂上田村麻呂によって建てられました。

吉沢亮さんコメント
「すごくのどかで、空気もきれいですてきな場所です。このような、周りの空気のきれいさとか、清さを感じながらお芝居することができているので、のびのびと楽しく演じています。」

橋本愛さんのコメント
「神社が好きでよく行きますが、ここ(撮影現場となった神社)は、とてもお気に入りになりました。子ども時代、神社の裏や森の中を不思議なものに会いたくて探検するように、昔はもっと神秘的なものに親近感を持っていたのではないでしょうか。ここにいると(千代が)子どもの時から、そうやって育ってきたんだろうな、という想像が膨らんできました。」

 

■鎌形八幡神社
場所:埼玉県比企郡嵐山町鎌形1993

 

ロケ地⑤:千本松牧場(栃木県那須塩原市)

東京ドーム178個分もの広さがあるという那須千本松牧場は、動物たちとのふれあいやサイクリング、食体験、温泉や足湯も楽しめるという大型施設です。

昔からの大自然が守られている場所で、東京から1時間半というアクセスの良さから、時代劇やドラマ、CMのロケ地としても度々使われているようです。

大河ドラマはかつて『八重の桜』で同施設が撮影されています。

今回の『青天を衝け』でもロケ地となりました。

撮影されたのは、水戸徳川家第9代藩主・徳川斉昭公による幕末の大規模な軍事訓練である追鳥狩(おいとりがり)のシーン

徳川斉昭を演じる竹中直人さんをはじめ、側近の藤田東湖役・渡辺いっけいさん、武田耕雲役・津田寛治さんらが参加したと思われます。

「大規模な」とのことですので、たくさんの武士や馬が登場しスケールの大きな迫力のあるシーンになったのではないでしょうか。

 

那須千本松牧場
営業時間:9:00~18:00(年中無休)
入場:無料
駐車場料金:無料(普通車 1,200台、大型バス 20台)
場所:栃木県那須塩原市千本松799
電話:0120-36-1025

 

渋沢栄一ゆかりの地

ここからは、ロケ地としては使われていませんが、渋沢栄一ゆかりの地を紹介してきたいと思います。

特に生誕の地である深谷市血洗島には、旧渋沢邸や渋沢栄一記念館など関連施設が多くあります。

 

渋沢栄一記念館(埼玉県深谷市)

 

渋沢栄一記念館には、渋沢栄一ゆかりの遺墨や写真など、たくさんの資料が展示されています。
また、講義室では渋沢栄一アンドロイドの講義を見学することができるそうです。

資料室および講義室の見学は人数制限を伴う事前予約制となっているようなので要チェックです!

 

■渋沢栄一記念館
住所:埼玉県深谷市下手計1204
見学時間:9:00?17:00 (アンドロイド解説:9:30?16:00)
料金:資料室、講義室の見学は無料
解説:休止中(2021年1月現在)
休館日:年末年始(12月29日?1月3日)
電話:048-587-1100

 

 旧渋沢邸の「中の家(なかんち)」

渋沢栄一記念館の西側、ほど近い場所にある旧渋沢邸「中の家」。

渋沢栄一が生まれた場所に建ち、
主屋は栄一の妹夫妻によって、明治28年上棟された建物です。
日本全国を駆けまわり多忙だった栄一が、帰郷した際に立ち寄り宿泊した場所です。

建物内部は主屋、副屋、4つの土蔵、門、塀から構成されており、豪農であった渋沢家を彷彿とさせる歴史的にも大きな価値のある建物です。

後世に残すため、埼玉県指定旧跡「渋沢栄一生地」として昭和26年に指定されました。
また、深谷市の指定史跡でもあります。

こちらも見学するには事前予約が必要です。

 

■旧渋沢邸「中の家」

  • アクセス  深谷市血洗島247-1 (JR深谷駅からタクシーで約20分)
  • 開館時間  午前9時~午後5時 (入場は午後4時30分までにお願いします。)
  • 休館日    年末年始 (12月29日~1月3日)
  • 入館料  無料
  • 駐車場    有り (大型バス可)
  • 入場制限 30分あたり75名まで
  • 解 説  休止中
  • 問合せ    048-587-1100 渋沢栄一記念館

 

 

渋沢栄一の従兄弟・尾高惇忠の生家

尾高惇忠は、渋沢栄一の従兄弟であり、栄一に論語を教えた人物です。
栄一の人生に大きな影響を与えました。

大河ドラマのタイトル『青天を衝け』のもととなった渋沢栄一が詠んだ漢詩も、尾高惇忠との旅の途中で詠まれたものです。

明治維新後、栄一が大蔵省に仕官し設立に尽力した富岡製糸場の初代工場長を務めた人物でもあります。

尾高惇忠の生家は、江戸時代後半に惇忠の曽祖父が建てたもの。
この生家の2階には、尊皇攘夷を貫くために企てた「高崎城乗っ取り計画」の話し合いをしたという部屋があります。

こちらも深谷市指定文化財です。

■尾高惇忠生家(深谷市指定文化財)
住所:深谷市下手計236 (JR深谷駅から車で約15分)
見学時間:9:00~17:00
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)

 

誠之堂(せいしどう)

 

誠之堂は大正5年(1916)、渋沢栄一が初代頭取を務めた第一銀行の行員たちの出資により、栄一の喜寿(77歳)を祝って建築されました。

もともとは、東京都世田谷区に建築されていましたが、平成11年に渋沢栄一の生誕地である深谷市に移築されました。

「誠之堂」命名は栄一本人によるもの。
「誠者天之道也、誠之者人之道也(誠は天の道なり、これを誠にするは人の道なり)」(儒教『中庸』の一節)から名付けられました。

大正ロマンの香りが漂うレンガ造りの建物です。
平成15年5月30日、国の重要文化財に指定されました。

清風亭(せいふうてい)

清風亭は、1926年(大正15年)当時の第一銀行頭取・佐々木勇之助の古希(70歳)記念に竣工しました。
建築資金は誠之堂と同じく第一銀行行員の出資によるものです。

こちらは移築後、埼玉県指定有形文化財に指定されています。

 

■誠之堂・清風亭
住所:埼玉県深谷市起会110ー1(大寄公民館敷地内)
※カーナビ入力では「深谷市起会84ー1」
見学時間:9:00~17:00
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)

 

旧煉瓦製造施設

渋沢栄一により設立された日本煉瓦製造会社(日本煉瓦製造㈱)は、明治21年(1888)に操業を開始しました。

近代的な官庁街や鉄道等の整備を強く推進していた明治政府の意向を受け、都市整備のために大量に必要とされた煉瓦製造を目的したものです。

 

■旧煉瓦製造施設
場所:埼玉県深谷市上敷免28-10
開館日:土曜日・日曜日(年末年始をのぞく)
開館時間:午前9時~午後4時(入館は午後3時30分まで)
入館料:無料
(※工場の一部は休館中)

 

深谷大河ドラマ館

大河ドラマ『青天を衝け』大河ドラマ館が2021年2月16日にオープンします!

すでに公式ホームページにて前売り券の販売が開始されています。
(販売期間は2021年2月15日まで)

■渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館
住所:埼玉県深谷市仲町20ー2(深谷生涯学習センター・深谷公民館1階部分)
開館期間:2021年2月16日(火)~2022年1月10日(月)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
入場料金:大人(18歳以上)800円
小中・高校生400円
未就学児 無料

 

渋沢×北区 青天を衝け大河ドラマ館

渋沢栄一が北区飛鳥山に居を構えていたことから、東京都北区も大変ゆかりの深い場所です。

北区では、新紙幣に渋沢栄一が選定されたことを受け、区内関係団体との公民連携により「東京北区渋沢栄一プロジェクト」が立ち上げられ、その一環として大河ドラマ館が開館されます。

■渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館
場所:北区飛鳥山博物館2F(東京都北区王子1-1-3)
開催期間:令和3年2月20日(土)~12月26日(日)
開催時間:通常期9時~17時(最終入館16時30分)
混雑期9時~18時(最終入館17時30分)
※混雑期3月19日~5月9日、7月2日~10月3日
入場料金:大人800円
小人400円
未就学児無料
休館日:毎週月曜日(祭日の場合は直後の平日)
問い合わせ:大河ドラマ館 入場券販売管理センター
TEL:03-6903-3901

 

まとめ

2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』のロケ地と、主人

公・渋沢栄一のゆかりの地を紹介してきました。

今回は渋沢栄一の生誕の地である埼玉県深谷市が中心となりましたが、ゆかりの場所は他にもあります。

世界遺産にも登録された富岡製糸場は、渋沢栄一が設立にも携わっており、従兄の尾高惇忠は初代工場長を務めた人物です。
また、同じく群馬県の伊香保温泉には避暑で度々訪れていたと言われています。

 

数多く残された建物などをみると、歴史を感じることはもちろんですが、どれもこれも美しいですね。
ドラマを同時に、ぜひ実際に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

まずは、コロナが収まることを祈るばかりです・・・

 

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