2021年青天を衝け 原作・脚本

大河ドラマ『青天を衝け』原作はある?脚本はヒットメーカー大森美香氏

更新日:

2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』がいよいよ始まります!

新型コロナの影響で2月のスタートとなってしまいましたが、無事にスタートできることは何よりです^^

主人公は「日本資本主義の父」と呼ばれ、新1万円札の顔としても話題になった「渋沢栄一」。

 

この記事では、大河ドラマ『青天を衝け』の原作と、脚本家・大森美香さんについてまとめています。

 

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2021年大河ドラマ『青天を衝け』番組概要


2021年大河ドラマ(第60作)
『青天を衝け』

放送予定:2021年2月14日(日)スタート!
作:大森美香
音楽:佐藤直紀
題字:杉本博司
制作統括:菓子浩、福岡利武
プロデューサー:板垣麻衣子
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
出演:吉沢亮、小林薫、高良健吾、草彅剛ほか

 

【関連記事】
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『青天を衝け』に原作はある?

大河ドラマ『青天を衝け』に原作はありません

ドラマのために脚本家・大森美香氏が書き下ろしたオリジナル作品です。

 

原作本ではありませんが、大河ドラマ「青天を衝け」完全小説版(全4巻)が刊行されます。
まずは2021年1月29日に第1巻が出ていますよ♪

小説として読みたい方はこちらもチェックです。

©NHK出版

 

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『青天を衝け』脚本家・大森美香氏とは?

 

大森美香氏プロフィール

  • 生年月日:1972年3月6日
  • 出身地:福岡県築上郡築城町(現・築上町)
  • 出身高校:神奈川県立横浜翠嵐高等学校
  • 出身大学:青山学院女子短期大学芸術学科

 

略歴

青山学院女子短期大学芸術学科卒業後、名古屋テレビ放送東京支部(一般職)に入社。

1996年24歳で退社後、名古屋テレビ在職中マスコミセミナーの講師であった山田良明氏(当時:フジテレビ編成局制作室第一制作部企画担当部長)に掛け合い、フジテレビの契約ADとなる。

1998年『美少女H』(1998年)・第12話「十七歳の記録」で脚本家・演出家デビュー。

2000年からフリーランスへ転向。

 

受賞歴

  • 2001年『カバチタレ!』第28回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
  • 2005年『不機嫌なジーン』第23回 向田邦子賞(史上最年少)
  • 2016年『あさが来た』第24回橋田賞

 

【脚本家】大森美香氏の過去作品

◆テレビドラマ
美少女H(1998年フジテレビ)※12話担当
カバチタレ!(2001年フジテレビ)
ランチの女王(2002年フジテレビ)
きみはペット(2003年TBS)※9話のみ演出を兼任
不機嫌なジーン(2005年フジテレビ)
連続テレビ小説 風のハルカ(2005年後期NHK)
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(2006年日本テレビ)
連続テレビ小説 あさが来た(2015年後期NHK)
エジソンの母(2008年TBS)
ほか

◆映画
CROSS(2001年) 監督兼
恋文日和「あたしをしらないキミへ」(2004年)監督兼
2番目の彼女(2004年)監督兼
ネコナデ(2008年)
カイジ 人生逆転ゲーム(2009年)
プール(2009年)監督兼
宇宙兄弟(2012年)
ほか

 

【映画監督】大森美香氏の過去作品

テレビドラマ
エジソンの母(2008年TBS)※9話のみ演出兼
恋とおしゃれと男のコ(2002年BS-i)
0号室の客 Fourth Story 追い詰められた男(2010年フジテレビ)

◆映画
CROSS(2001年)脚本兼
恋文日和「あたしをしらないキミへ」(2004年)脚本兼
2番目の彼女(2004年)監督兼
ネコナデ(2008年)
プール(2009年)監督兼

 

【小説家】大森美香氏の作品

バースデーイヴ(2010年講談社)

©講談社

女性誌「with」の人気連載が単行本になったものです。

20代のオトメ心を描く短編小説集。
25歳の誕生日前日の女のコを主人公にした26話が収録されています。

「何気ない出来事なのに、なぜかキュンとしたりホロリときたり・・・」「もっと若い頃読みたかった」といった口コミがありました。

若い女性には特にオススメの作品のようです。

 

脚本視点で見る『青天を衝け』の見どころ

 

大森美香さんが、番組のインタビューで大河ドラマ『青天を衝け』への思いを語っていました。
その中で語った、よりドラマをより楽しく見るためのポイント・見どころを紹介していきます。

 

◆多くの人が楽しめるドラマに

 

多くの方に楽しんでいただけるドラマにしたいと思っています。

 

歴史に関する膨大な資料を読んでいるという大森さん。
渋沢栄一を中心に、私たちが良く知っている歴史上の出来事がどのように重なっていくかというのは、とても大きな見どころです。

例えば「ペリーさんが来航したときと栄一さんが初めて江戸に来たときはタイミングがほぼ一緒だ」「栄一さんが結婚した頃に慶喜さんはこんな目に……」などと発見するとワクワクするので、ちゃんと歴史に寄り添った作品を作りながら、その中で新しいことを表現したいと考えています

 

大森さんが脚本を手掛けた連続テレビ小説第93作『あさが来た』の時代設定も幕末(1857年)から始まりました。
これはNHK連続テレビ小説ではそれまででもっとも古い時代設定だったそうです。

埼玉の豪農に生まれ育った一人の青年が、幕末から明治という激動の時代の中でどのように生き抜き、現代の日本の経済の礎を築いていったのかとても興味深いですね。

 

◆ここだけはブレない!渋沢栄一の「生涯現役」

“生涯青春”ということだけはブレないで書きたいと思います。

「渋沢栄一をどのように描いていこうと思っていますか?」という質問への大森さんの答えです。

渋沢栄一の生涯は、それはそれは波乱万丈。

尊王攘夷運動に身を投じ故郷を出るも、運命の出会いによって一転幕臣に。

パリ万博派遣使節の一員として西欧文明に触れた渋沢栄一は、帰国後明治政府に出仕し、大隈重信、井上馨、伊藤博文らと新しい制度作りに係わります。

その後実業界に転じると、合本主義の考えのもと、500を超える企業や経済団体の設立・経営に携わります。

同時に、社会福祉事業、病院医療、実業教育、女子教育、私立学校等の設立・運営・支援等を含め、実に700を超える社会事業にも尽力しました。

また第一線を引退した後も、民間外交による対外関係の改善に向けて尽力し続けました。

脚本家の大森さんは、描きたい渋沢栄一像について以下のように語っています。

 

渋沢栄一さんは何歳になっても「今度はこれをやろう」と考え、「みんなが幸せになっているかな?」とずっと気にしていた人で、なんてパワフルなのだろうと思って。

 

これには、「論語と算盤」に代表されるように、「私利を捨て公益を重んじ、広く社会全般が豊かになる事を希求する事の重要性」を説いた渋沢栄一の哲学がベースになっています。

 

ジタバタともがきながら、「がんばろう、がんばろう」と、一見、落ち着きのない人に思われるかもしれませんが(笑)、ずっと元気に前向きに生きる栄一さんの姿を描いていきたいです。

 

今、元気をなくしている日本にとって、渋沢栄一の生き方は多くの方の励みになるのではないでしょうか。

 

【関連記事】
☞2021大河ドラマ主人公・渋沢栄一って何した人?『青天を衝け』吉沢亮が熱演!

 

◆徳川家康がナビゲーター?!

 

『青天を衝け』の新キャストに、「北大路欣也さんが徳川家康役で登場!」と話題になりましたね。

多くの方が「え?幕末に徳川家康?」と感じたことでしょう。
しかも、毎回とは言わないまでも、最後まで出続けるというではありませんか!

ようするに、徳川家康が“狂言回し”的な、言わばナビゲーターようなの役割を担うということです。

これについて、脚本の大森美香さんは次のようにコメントしています。

 

「視聴者と一緒になって歴史を俯瞰(ふかん)して見てくれる方がほしいと思いました」
「江戸幕府が閉じるにあたって、江戸幕府がどうできたのかも重要だと思うんです。最初から直感で家康に出ていただきたいと考えました」
「(物語の)最後の昭和まで家康と一緒に見て行けたらいいなと思います」

 

これを聞いて思い出すのが2011年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国』です。

この時のナレーションは江(上野樹里)の母親であるお市の方を演じた鈴木保奈美さんでした。

お市の方は、賤ヶ岳の戦いで敗れた夫・柴田勝家と共に37歳の若さで自害します。大河ドラマの中では10話くらいだったと記憶しています。

しかしその先も、ドラマの最後までナレーションが続きます。

3人の娘たちを育ててきた母親として、その後の人生を視聴者と一緒に俯瞰で見ているというのは、一見不思議な気もしますが妙に説得力があったりもします。

 

徳川家康も、江戸時代を開いた人物だからこそ、その後の歴史を俯瞰で語るこれ以上ない最適な人物だということでしょう。

制作統括の菓子浩さんのコメントがこちら。

「大森さんの話にもありましたが、物事は作るのも大変ですが、それを閉じるのも大変だと思うんです。家康が開いた江戸という時代を、どういう風に閉じていくのか、家康なら語れるのではないかと思いましたし、(登場する)徳川慶喜も家康を尊敬していたことや、主人公の渋沢栄一ら当時の武蔵野国の百姓も『東照大権現』と家康をあがめていたことが史実にもあるので家康を置きました」

 

近年の大河ドラマ原作・脚本家

参考までに、2000年以降の大河ドラマの原作と脚本家を並べてみました。

見てわかるように、原作のあるものをドラマ化するという流れは、近年ぐっと少なくなりましたね。
2010年以降は、2018年『西郷どん』だけです。

  • 『葵 徳川三代』(2000年)原作:なし 脚本:ジェームス三木
  • 『北条時宗』(2001年)原作:高橋克彦 脚本:井上由美子
  • 『利家とまつ~加賀百万石物語~』(2002年)原作・脚本:竹山洋
  • 『武蔵』(2003年)原作:吉川英治 脚本:鎌田敏夫
  • 『新選組』(2004年)原作:なし 脚本:三谷幸喜
  • 『義経』(2005年)原作:宮尾登美子 脚本:金子成人
  • 『功名が辻』(2006年)原作:司馬遼太郎 脚本:大石静
  • 『風林火山』(2007年)原作:井上靖 脚本:大森寿美男
  • 『篤姫』(2008年)原作:宮尾登美子 脚本:田渕久美子
  • 『天地人』(2009年)原作:火坂雅志 脚本:小松江里子
  • 『龍馬伝』(2010年)原作:なし 脚本:福田靖
  • 『江~姫たちの戦国』原作・脚本:田渕久美子
  • 『平清盛』(2012年)原作:なし 脚本藤本有紀
  • 『八重の桜』(2013年)原作:なし 脚本:山本むつみ・吉澤智子・三浦有為子
  • 『軍師官兵衛』(2014年)原作:なし 脚本:前川洋
  • 『花燃ゆ』(2015年)原作:なし 脚本:大島里美・宮村優子・金子ありさ・小松江里子
  • 『真田丸』(2016年)原作:なし 脚本:三谷幸喜
  • 『おんな城主 直虎』(2017年)原作:なし 脚本:森下佳子
  • 『西郷どん』(2018年)原作:林真理子 脚本:中園ミホ
  • 『いだてん』(2019年)原作:なし 脚本:宮藤官九郎
  • 『麒麟がくる』(2020年)原作:なし 脚本:池端俊策・前川洋一・岩本真耶・河本瑞貴
  • 『青天を衝け』(2021年)原作:なし 脚本:大森美香

ちなみに、今のところ決定している2022年『鎌倉殿の13人』(脚本:三谷幸喜)、2023年『どうする家康』(古沢良太)は、やはりどちらも原作はありません。

 

まとめ

2021年2月14日にスタートする大河ドラマ『青天を衝け』の、原作・脚本についてまとめてきました。

脚本家の大森美香氏が、主演の吉沢亮さんの演技を絶賛しているという記事を見ました。

「1話の冒頭部分を見て、早く2話を見てみたいという気持ちになった。新しい吉沢さんを見られた。楽しみ。ずば抜けて力強い。写真とかを見ると素敵な人という感じだと思うがすごく地に足がついている」

大森美香さんが描く渋沢栄一の人間臭さを、吉澤亮さんがどのように演じてくれるか楽しみですね♪

 

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