2019年 いだてん

【いだてん】第15回「あゝ結婚」あらすじネタバレ~四三ついに結婚、ところが・・・!?

更新日:

2019年NHk大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第15回「あゝ結婚」のあらすじを紹介しています。

※ネタバレありますので、ご注意ください。

 

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大河ドラマ「いだてん」放送情報

「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」

第15回「あゝ結婚」4月21日放送

  • 放送:2019年1月6日より(全47回)
    ◆放送◆
    日曜日【総合】夜8時【BSプレミアム】午後6時【BS4K】午前9時
    ◆再放送◆
    土曜日【総合】午後1時5分日曜日【BS4K】午前8時
  • 作:宮藤官九郎
  • 音楽大友良英

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第15回「あゝ結婚」あらすじ(ネタバレ注意!)

 

見合いに混乱する四三

久しぶりに故郷の熊本に帰った四三(中村勘九郎)は、スヤ(綾瀬はるか)との突然の見合い話に戸惑いを隠しきれません。

そこで、実次(獅童)幾江(大竹しのぶ)は、見合いの席が設けられた経緯を四三に聞かせます。

 

スヤの夫・重行は病弱で、前年の夏に亡くなっていました。

ショックを受けた幾江は、自分の代で池部家を潰すわけにはいかないと、重行に代わる後継ぎを探していました。
そこで弟の四三を養子にと、名乗り出たのが実次でした。

 

池部家にはオリンピックへの渡航費を出してもらった恩があります。
今は池部家から借りている田畑も、養子に入れば四三のものとなるという、ありがたい話ではありました。

 

しかし、突然の話に四三は混乱します。

「順番がおかしかです!
養子縁組ばしてから縁談ならまだしも」

そんな四三に対し、幾江は言います。
「スヤと祝言ば挙げて庄屋の旦那さんになるとばい、なんが不服ね」

「たかさごや~~~~!」
すっかり話がまとまったような態度の実次に、四三は思わず叫びます。

 

「田んぼと嫁は別もんばい!!!」

すると、スヤはこの縁談は水に流してほしいと言って部屋を出て行ってしまいます。

 

幾江の本心

幾江は四三を叱り飛ばします。

「四三さん、のぼせなさんなよ、
オレが欲しかとはスヤたい、
ああたじゃなか!」

 

重行の死後、スヤも実家に戻ってしまったことで、屋敷で一人残された幾江はたまらなく寂しい思いをしていました。

そして幾江はスヤの実家を訪ねていました。

 

その時、鍋を洗うスヤを見て幾江は、自分の気持ちを理解したと言います。
こん人は生きようとしている・・・。
おるは死のうと思っとるとに・・・。

「おるはこん人が好きだけん、
こん人と暮らしたか。
家がどうの、商売がどうの、そぎゃん事は知らん。
スヤがいちばんだけん。
こん先、おるが生きるとしたら、こん人のためばい」

 

スヤをもう一度嫁にもらうために四三を養子にしようと決めたのであって、縁談を断るなら養子にはしないと幾江は言い放ちます。

この話を隣の部屋で聞いていたスヤは、泣きながら幾江に抱き着きました。

 

四三の決意と兄の説得

金栗家でも緊急の家族会議が開かれました。

とはいえ、実次は「これからは旦那さんばい」と子供たちに教えます。

「四三は金栗家の救いの神ばい!」
祖母のスマ(大方斐紗子)や母のシエ(宮崎美子)もすっかりその気になっているようです。

 

「だけん、まだ結婚はせんけん!」

四三が言うと、実次が怒鳴ります。

「いい加減にせんか!
男なら腹ば決めんか!
往生際の悪か!

どっちみち、明後日が祝言ばい」

 

実次は、もう後戻りはできないと告げます。
それができないなら、金栗家は破産だと言います。

そして、納得できない様子の四三を、実次は学校部屋は連れていきます。

 

学校部屋で四三は、4年後ベルリンでの雪辱に懸ける思いを必死で語ります。
さすがの誇大妄想狂の鬼も、これに納得。

しかし、実次の返答は意外なものでした。

 

「よう分かった!
お前の好きなようにせい

そのために、スヤさんと結婚ばせい」

 

教員の給料など、たかが知れているが、池部家の養子になれば金の心配はなく、思う存分走ることができるというのです。

「お前、スヤさんのこつ、好かんとか!」

真正面から問われて四三は驚き、言葉に詰まります。

 

「四三さんがよかです」

同じ頃、池部家ではスヤと幾江が話していました。

幾江は四三が好きではないと言います。
スヤさえ戻ってきてくれればよいのだから後継ぎは四三のほかに探すと幾江がいうと、スヤは首を横に振ります。

「いえ、私は四三さんがよかです。
四三さんじゃなかったら・・・こん話はしまいです!」

 

「好いとっとね?」
そういう幾江に、スヤは照れくさそうにうつむきました。

 

四三、ついに結婚を決意する!

翌朝、四三は文字通り冷水浴で頭を冷やしながら幾度も自分に問いかけます。

「四三、お前はスヤのことが好きなのか?」

 

そして、海軍兵学校の身体検査の落ちた日、スヤに言われた言葉を思い出していました。
「丈夫な体ば、お国のために使うか自分のために使うか、決めるとは四三さんたい、自由ったい!」

スヤはそう励ましてくれたのです。

 

「おるは丈夫ばい!
スヤさんのおかげで丈夫ばい!」

昇る朝日を見つめながら、四三は心を決めました。

 

結婚生活よりオリンピック最優先!?

大正2年春、
四三は池部家の養子となり、スヤを嫁にもらいました。

 

祝言の晩、四三とスヤは並んで床に就き、話をしました。

 

「嬉しか。
お母さんに恩返しばせんといかん、
池部の家ば、四三さんと二人で・・・」

言いかけたスヤの言葉を四三が遮ります。

「お、お、俺には四年後がありますけん!」
雪辱を果たすまでは、何よりもオリンピック優先だと四三は語ります。

 

「だったら私も、何はさておき、お母さんです」

「・・・そぎゃんですか、では、お互い頑張りましょう!」

スヤは頷き、四三の思いを理解しました。

 

翌日、四三は妻となったスヤを熊本に残し、東京へ戻りました。

 

孝蔵、旅巡業は・・・

四三がぎこちなく身を固めたころ、朝太こと美濃部孝蔵(森山未来)は旅巡業中で浜松にいました。

ここでは『勝鬨亭(かちどきてい)』という寄席に滞在していました。

ここは三度の食事が出て楽屋に泊まることができ、芸人たちの間では「困ったときの浜松勝鬨亭」と言われていました。

 

勝鬨亭には「ちいちゃん」と呼ばれる娘が働いており、孝蔵を気に入って何かと気にかけてくれていました。

 

ある日、孝蔵は楽屋でちいちゃんのお酌で酒を飲み、お茶子の「マーちゃん」という少年に自分の高座の感想を尋ねてみます。

「まあ、大したもんだやぁと思いましたね。
つっかえずに言えて、たんと稽古したんだろうな、偉いやぁーって」

 

ちいちゃんによると、まーちゃんは近くの造り酒屋「八百庄」の次男坊で、父のお供で小さい頃から寄席に通っているのだといいます。

「偉かったてのは?え?ほかには?」
尋ねる孝蔵にまーちゃんは答えます。

「面白かぁねえら」

ハッキリ言われて孝蔵が怒ると、小円朝が口を挟みます。

「「付き馬」は大ネタだ。
目の肥えた客はお見通しさ」

 

「じゃあてめえの人情噺はどうなんだい、このハゲ!」

つかみかかった孝蔵に小円朝は激怒し、勝鬨亭から追い出しました。

 

 

永井の過去

東京では嘉納治五郎(役所広司)が、体協の金銭問題の解決ばかり優先する理事たちに苛立っていました。

四三はそんな治五郎に、結婚の報告をするきっかけをつかめずにいました。

 

その後、四三と可児(古舘寛治)は、治五郎から体育教育の基礎を提唱する永井(杉本哲太)の話を聞きます。

永井がもともと学生時代はテニスボーイだったこと。
朝から晩までテニス漬け、あまりにも面白く夢中になりすぎて、勉学との両立ができないとすっぱりテニスをやめたというのです。

そんな極端な性格なので、聞き流していればいいと治五郎は言います。

 

灼熱の砂浜で「耐熱練習」

そのまま春が過ぎ、夏を迎えると四三はトレーニングのため館山へ行きます。
7月に開催されるオリンピックでは暑さが最大の敵。

日射病で負けた雪辱を晴らすため、どんな暑さでも耐えられる体を作らなくてならない・・・

 

そこで四三は「耐熱練習」と称し、日中最も気温の高い時間帯に帽子もかぶらず、がむしゃらに浜辺を走り続けるという無謀な練習を繰り返しました。

 

 

浜名の河童軍団

孝蔵はといえば、猛暑の中、万朝(柄本時生)と二人、浜名湖畔をぶらぶらしていました。

浜名湖では、ふんどし姿の少年たちが泳いでいました。

「あれは河童だな」・・・

浜松は古くから水泳が盛んで、自分たちの泳ぎを「浜名湾流」と名乗るようになりました。
自らを「河童」と呼ぶほど水に親しんでいました。

少年たちは水に入り、器用に泳ぎます。

 

当時の水泳は速さを競うものではありませんでした。
立ち泳ぎをしたまま字を書く・・・
腹打ち飛び込み(わざと腹を打って飛び込み、沈まないことで水中に仕掛けられた罠をかわす技)など・・・。

 

孝蔵と万朝は、その中に八百庄の次男坊、マーちゃんの姿を見つけます。

「おーーい、浜名の河童!
潜って鰻でも捕まえて来い!」

そんな声が聞こえているのかいないのか、マーちゃんは真剣に泳ぐのでした。

 

こののち、この河童軍団から、金栗、三島に続くオリンピック選手が生まれます。

 

あと2年、焦る四三

四三は焦っていました。
ベルリンオリンピックまであと2年。

辛いときは、ストックホルムオリンピックの雪辱、亡くなったラザロのことを思い出していました。

 

熊本ではスヤも四三を思い祈っていました。

そして1ヶ月、40キロを倒れることなく走り続けることができました。

 

四三の覚悟

秋が過ぎて冬になり、四三の東京高師卒業の日が近づいていました。

卒業生は通常、全国の中学で教職に就くのがあたりまえでした。

しかし、四三は教員にならず、オリンピックまでの2年半、マラソンのみに集中しようと決めていました。

 

それを手紙で知った幾江は激怒し、金栗家に乗り込んできます。

「卒業したら帰って来るて言いよるけん養子にもろたとに!
騙されたばい!」

四三の手紙には、養子話も縁談も破談にしてもらってかまわないと書かれており、これには実次も平謝りするしかありませんでした。

 

四三は、教員にはならず、オリンピック1本に集中する覚悟を決めていました。

 

東京高師では、四三に触発された野口源三郎(永山絢斗)もオリンピックを目指すことを決意します。

 

プロフェッショナルになれ!

永井もまた、四三の決断に激怒します。
4年間、官費の教育をうけておきながら教員にならないのはけしからんと言うのです。

それでも四三は、教員たちを前に、東京でトレーニングを続けると言います。

 

すると治五郎が四三に、靴を脱いで裸足になるよう命じました。

「見たまえ、血マメだらけじゃないか。
なんと不格好で、みっともない足」

教師は学生の手本になるべきであり、これでは人の上には立てない「不合格」だと治五郎はいう。

「こんな足では、世界一のマラソン走者ぐらいにしかなれんと言っておるのだよ!」

 

存分に走れと治五郎は四三を励まし、衣食住の面倒は体協が見ると言いだします。

「君はマラソンを極めて、わが国におけるプロフェッショナルのスポーツ選手第一号になりたまえ!」

 

 

冷水浴のススメ

その後、スヤから便りが届きます。

進路の件、マラソンにかける思いを理解したこと、
話が違うと騒ぐ幾江を、四三がオリンピック宿願を果たすまでの辛抱だと説き伏せていると書かれていました。

 

四三は感謝の思いを返事に記した。

「幾江殿、スヤ殿、
私の身勝手な決断、ご理解いただきありがとう。
四三は幸せ者です。

これを励みに、日々ますます精進する所存。
スヤさんもお体ご自愛ください」

 

そして、手紙の最後には、冷水浴のススメが書かれていました。
スヤは、何事も経験だと冷水浴をするのでした。

「ひゃー!!!気持ちよかー!」

 

 

***********第16回「ベルリンの壁」につづく・・・

 

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