2017年NHK大河ドラマ『西郷どん』。
ドラマの中では、西郷隆盛が実際に生まれ育った鹿児島の風景や史跡が数多く登場します。
中でもオープニングテーマ曲のタイトルバックでは、そんな鹿児島の絶景スポットが凝縮されていますね。
この記事では、オープニングの映像に使われた鹿児島のロケ地をまとめています。
今すぐ行きたくなるところばかりですよ~!
「西郷どん」オープニングテーマ曲がこちら
青い空、白い砂浜、雄大な山々・・・
オープニングにはこれらの絶景スポットがたくさん登場します。
西郷どんテーマ曲(オープニング)のロケ地はここ!
それでは順を追って紹介していきますね♪
相撲をとっている砂浜
ビラビーチ(龍郷町)
オープニングの冒頭、砂浜で相撲をとっているシーンが出てきます。
このシーンを撮影しているのが奄美大島の北部、東海岸に広がるビラビーチです。
ビラビーチの全景がわかるとってもきれいな動画がありました♪
それがこちら⇩
真南に向いたビーチは、珊瑚礁が張り出していないので大きな波が浜までやっってくる絶好のサーフポイントだそうです!
その中で有名なのが、干潮時しか見ることの出来ないハート型の岩場「ハートロック」です。
神秘的な雰囲気が漂い、パワースポットとして人気があるスポットです。
タイトルバックの桜島
有村溶岩展望所(鹿児島市)
#有村溶岩展望所 から
そこら中に岩が、不思議な風景😀
謎のモニュメント😅#鹿児島県 #桜島 #叫びの肖像 pic.twitter.com/jurItxsKOU— しろ (@siro1632) 2017年12月1日
一面に広がる溶岩原、その上に根を張るクロマツ・・・
南岳の麓、有村地区の大正溶岩原に作られた有村溶岩展望所です。
まさしく絶景ですね。
1㎞にわたる遊歩道からは、山だけでなく錦江湾も一望できます。
また、桜島に由来する句碑や歌碑もあり、文学散歩も楽しめますね。
【基本情報】
◆住所:鹿児島県鹿児島市有村町
◆TEL:099-216-1327(鹿児島市観光振興課)
◆営業日:通年
◆定休日:無休
◆料金:無料
◆アクセス:バス停「溶岩展望所前」下車すぐ
桜島港より車で14分
◆駐車場:普通車:12台、バス:3台
韓国岳から望む
大浪池(霧島市)
西郷どんのオープニングでは、霧島連山の最高峰・韓国岳(からくにだけ)から大浪池を望んだ映像が流れています。
火口にできた大きな池、圧巻ながらもなんとも神秘的な雰囲気を漂わせていますね。
撮って出し加工なしの写真です…すごい綺麗でした! #韓国岳 #大浪池 #ファインダー越しの私の世界 #写真すきな人と繋がりたい #写真撮ってる人と繋がりたい pic.twitter.com/1JMQRMdTAI
— kkkkk (@k5_photograph) 2016年11月6日
韓国岳(からくにだけ)は、宮崎県えびの市・小林市、鹿児島県霧島市の境界にまたがる霧島連山のひとつです。
韓国岳の頂上にも、直径900m深さ300mの火口があります。
雨が続くとその火口にも池ができますが、西郷どんのオープニングに出てくる池ではありません。
この韓国岳から見下ろしすように映されている池が大浪池(おおなみのいけ、おおなみいけ)です。
大浪池は、霧島山にある直径630m周囲約2kmのほぼ円形の火口湖です。
霧島山の火山活動によって、約4万年前にできた火口の跡に水がたまってできた池です。
池の水深は11.6mですが、透明度が高く池底まで見通すことができるのだそうです!
甲冑で「妙円寺詣り」
精矛神社(姶良市)
オープニングの映像で、甲冑に身を包んだ大勢の人々が神社を参拝しているシーンが「妙円寺詣り」です。
「妙円寺詣り」とは、鹿児島三大行事の一つで、鹿児島市内から日置市伊集院町までの約20㎞の道のりを歩いて参拝します。
この「妙円寺詣り」のロケ地となっているのが精矛神社です。
時は1600年。天下分け目の戦いとして知られる関ヶ原の戦いの折、豊臣方として戦った島津勢は徳川方の敵中を突破し帰鹿を果たしました。鹿児島城下の武士たちは往時の苦難をしのび、いつからともなく妙円寺詣りとして参拝するようになりました。
当日は鎧冑に身を固めた勇壮な武者行列のほか、市内を代表する民俗芸能などが披露され県内各地から多くの人が訪れます。
(引用:鹿児島県日置市ホームページ)
第一話でも「妙円寺詣り」のシーンのロケ地として登場した精矛神社(くわしほこじんじゃ)。
少年たちは赤山靭負からの餅を目当てに、郷中どうしの激しい競争を繰り広げましたね。
【基本情報】
◆住所:加治木町日木山308-1
◆TEL:0995-62-5716
◆営業時間:通年
◆駐車場:20台
天狗が太鼓をたたく
霧島神宮
オープニング曲の曲調が変わったところで、炎に包まれて登場するのが霧島神宮です。
そして、面をかぶった人たちが太鼓をたたくシーンは、霧島神宮で行われている霧島神宮奉納祭りです。
これは鹿児島県太鼓連合会による奉納祭りです。
天孫降臨の地に響く太鼓の音が圧巻であろう様子は、オープニングの一瞬の映像でも十分伝わってきますね。
本日昭和の日
霧島神宮でも昭和祭が斎行されます
中祭の祭典なので、社頭には日象旗・月象旗、五色の絹に三種の神器が調度として飾られています。 pic.twitter.com/5sh3Lu53Ui— 霧島神宮 (@OY3g2NrJupTG0LN) 2017年4月29日
霧島神宮で太鼓の奉納まつり 🎶🎶
一枚目の九面太鼓は
西郷どん のオープニング映像で放映されている方々です😆🎵🎵
このイベントを教えて頂いたTwitter友に感謝します‼ pic.twitter.com/4hCLlSiJJ1— 松元稔 (@KXp05nMpqFouZym) 2018年8月18日
【基本情報】
◆住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
◆TEL :0995-57-0001
◆営業時間:境内参拝自由
◆休業日:年中無休
◆入場料:参拝無料
◆駐車場:500台(無料)バス駐車場10台
◆アクセス:九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより40分
石畳の山道
龍門司坂
大きな杉の木と竹林が神秘的な山道・・・。
この龍門司坂はオープニングだけでなく、ドラマの中でも度々登場します。
第13回のラストでは、薩摩をに共に旅立つ吉之助と正助(大久保)の感動的なシーンがありましたね。
また、龍門司坂がロケ地として使われたのは、今回の「西郷どん」だけではありません。
「飛ぶが如く」「篤姫」「龍馬伝」でも登場しています!
今日の西郷どん。@龍門司坂 pic.twitter.com/2yxv0DWr8V
— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) 2017年8月31日
姶良市加治木町に残る薩摩街道大口筋の龍門司坂は、およそ100年の歳月を費やし完成した石畳の山道です。
当時の全長は1,500メートルありましたが、現在は約500メートルが残されています。
実際に西郷隆盛も、明治10年(1877)の西南戦争の際にこの道を通ったそうです。
ちなみにここを訪れる際は、歩きやすい靴で行かれるのがおすすめ。
石畳は苔で非常に滑りやすくなっているようです。
【基本情報】
◆住所:鹿児島県姶良市加治木町木田5088-1
◆TEL:0995-66-3111(姶良市商工観光課)
◆料金:無料
◆駐車場:8台
エメラルドグリーンの滝壺
雄川の滝(南大隈町)
オープニングの映像の中でも、一際神秘的な場所がここ雄川の滝です。
日本にこんなところがあったんだ!と驚くばかりです!
雄川の滝は、南大隅町の根占地区を流れる雄川上流にあります。
落差46m、幅60mの壮大な滝です。
駐車場から滝つぼまでは、約1,200mの勾配のある遊歩道を歩かなくてはなりません。
しかし、たどり着けばそこは、自然と一体になれる癒しのパワースポット!
エメラルドグリーンの滝壺は必見ですね。
ちなみに滝壺での遊泳はできません。
【基本情報】
◆住所:鹿児島県南大隅町根占川北12222
◆TEL:0994-24-3115(南大隅町役場観光課観光推進係)
◆営業時間:夜間立ち入り禁止
◆定休日:無休(但し、悪天候時、危険防止のため立入禁止となる場合もある)
◆駐車場:30台
魚・ウミガメの海中撮影
笠利町の海
滝の映像の後は青い海の中です。
ウミガメやきれいな魚がいる海が撮影されたのは、奄美大島の笠利町です。
笠利町は、奄美大島の空の玄関口でもある奄美空港もある地域です。
あやまる岬、蒲生崎観光公園、土盛海岸、崎原ビーチ、奄美パークといった観光スポットが多く点在します。
また、シュノーケリング体験では、オープニングにも登場するようなウミガメにも遭遇できるかもしれませんよ!
奄美大島は海も素晴らしかった。シュノーケリングでエダサンゴの周囲を泳ぐデバススメダイの群れを堪能。 #奄美大島 #絶景 pic.twitter.com/nTGPohmMuN
— 村山嘉昭🍀 (@_murayama) 2016年7月7日
島の風を感じる
宮古崎(大和村)
奄美大島の宮古崎は、岬全体がリュウキュウチクをいう丈の短い笹で覆われ、離島ならではの大パノラマが広がります。
本日『西郷どん』第20話。島で生きることを決めた吉之助。しかし薩摩や江戸では、歴史が容赦なく動きます。今週はついに!正助どんが本気になるぞ!ここからの大久保正助の出世のスピード、えげつないのでシートベルトを。大久保あっての西郷、西郷あっての大久保なのです。 #西郷どん pic.twitter.com/HregwsyfRq
— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) 2018年5月27日
鹿児島県大和村の宮古崎は、昭和49年に奄美群島国定公園として指定されました。
その後、平成29年に国立公園(第3種)となりました。
【基本情報】
◆住所:鹿児島県大島郡大和村国直
◆問い合わせ:0997-57-2111(大和村産業振興課)
◆アクセス:名瀬市街地より車で約25分、国直集落に入る手前駐車場から岬までは徒歩約20分
◆開催日時:無休
◆料金:無料
桜島を望む
景勝地・江ノ島(垂水市)
オープニングの最後は、垂水市の景勝地・江の島を超えて見える桜島の映像です。
スケールの大きさを感じますね!
大河ドラマ「西郷どん」のオープニング最後の映像は、鹿児島県垂水(たるみず)市海潟・江の島を越えて見える桜島です。ドローンはすごい。 pic.twitter.com/oohhS9nJmH
— 垂水時間旅行社 (@tarumizutta) 2018年1月9日
垂水市海潟の200m沖に浮かぶ江ノ島は、周囲1km、面積49,940平方メートル、最高点63mの無人島の小島です。
江ノ島というと鎌倉の江ノ島を思い浮かべる方も多いと思います。
実際に、約400年前、関白近衛信輔がここに立ち寄り、絶景を見て「鎌倉の江ノ島に似たり」と感嘆したことから「江ノ島」と呼ばれるようになったといわれています。
まとめ
2017年NHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングテーマ曲のロケ地をまとめました。
改めて見ると、鹿児島の絶景スポットをギュッと凝縮されている素敵な映像ですよね。
一度は訪れたい場所ばかりです!!!
最近の大河ドラマのオープニングテーマ曲で多く取り入れられているのが、物語の段落ごとにオープニングテーマ曲の映像が変わるというものです。
「西郷どん」も奄美大島編からは少し変わっていますね。(ちなみに歌に歌詞もついています)
こんなところも、これからも注目していきたいと思います。
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